『ワンパンマン』を読んで思った、本当の「強さ」とは

漫画・映画

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「最強の主人公」と聞いて、どんなキャラクターを思い浮かべるだろう。

圧倒的な力で敵を倒す。

誰にも負けない。

仲間から尊敬される。

そんな姿を想像する人が多いと思う。

でも、『ワンパンマン』の主人公・サイタマは少し違う。

圧倒的に強い。

それなのに、普段はだらしない。

セールの日を気にして、ヒーロー活動の報酬を気にして、時には敵よりも買い物の方を優先している。

それでも、なぜかかっこいい。

この作品を読んでいて、そんなサイタマを見ながら、

「強いって、こういうことなのかもしれない」

と思った。

どこで見れる?


💥 主人公が強いだけの漫画じゃない

『ワンパンマン』の一番分かりやすい魅力は、やっぱりサイタマの強さ。

どんな強敵が出てきても、基本的には一撃。

普通のバトル漫画なら、

「この敵をどうやって倒すんだ?」

「主人公はどうやって強くなるんだ?」

というところが見どころになる。

でも、ワンパンマンはそこが違う。

「サイタマが強すぎるから、どうやっても勝負にならない。」

むしろ、

「この敵をサイタマ以外のヒーローたちはどうやって倒すのか」

「サイタマの強さに周りがいつ気づくのか」

というところが面白い。

そして、その面白さを支えているのが、作品の絵と演出だと思う。


🎨 絵がとにかくかっこいい

ワンパンマンを語るうえで、絵の魅力は外せない。

特に戦闘シーンの迫力がすごい。

キャラクターの表情、動き、構図、敵のデザイン。

「これ、どうやって描いてるんだ?」

と思うようなページも多い。

そして面白いのが、

サイタマ自身は普段かなり適当な顔をしていること。

この人、本当に最強なの?

と思ってしまうような見た目をしている。

それなのに、いざ戦闘になると圧倒的。

このギャップがたまらない。


🦸 ヒーローなのに、みんなが「ヒーロー」ではない

ワンパンマンを読んでいて、個人的に面白いと思ったのがここ。

この世界にはたくさんのヒーローがいる。

でも、

「ヒーロー=全員が純粋に人を助けたい人」

というわけではない。

人気や評価を気にする人。

自分の立場を守ろうとする人。

他のヒーローより上に行こうとする人。

自分の利益を考えて行動する人。

もちろん、ヒーローとしての誇りを持っている人もいる。

つまり、ヒーローの世界にも普通の社会と同じように、

競争がある。

強さだけではなく、人気や評価、立場など、いろいろなものが絡んでくる。

だからこそ、サイタマの存在がより面白く見える。


👊 サイタマは「評価」のためにヒーローをしていない

Screenshot

サイタマも決して完璧な人間ではない。

むしろ普段はかなりだらしない。

お金に困っていたり、買い物を気にしていたり、面倒くさそうにしていたりする。

でも、敵を前にしたときには違う。

自分が評価されるかどうか。

自分が有名になるかどうか。

他のヒーローより上かどうか。

そんなことを考えて戦っているわけではない。

「誰かを助けるために、必要だから戦う。」

その姿がかっこいい。

ヒーローって、強いからかっこいいんじゃないのかもしれない。
強さを何のために使うのかが大事なんだ。

そう思わせてくれる。


🥊 「強い人」ってどんな人なんだろう

現実でも、強い人を見ると憧れる。

スポーツなら、誰よりも速い。

誰よりも力がある。

試合で結果を出す。

そういう人はもちろんかっこいい。

でも、本当の強さはそれだけじゃないと思う。

自分が強いことを、自分のためだけに使わないこと。

誰かに認めてもらうためではなく、自分がやるべきだと思ったことをやる。

誰も見ていなくてもやる。

評価されなくてもやる。

サイタマは普段だらしないからこそ、そういう部分が余計に際立っている。


🌱 サイタマのかっこよさは「最強」ではない

もちろん、サイタマは作中でも圧倒的に強い。

でも、僕が一番かっこいいと思ったのはそこではない。

「自分がどう見られるかより、自分が何をするべきかを優先しているところ」

だ。

ヒーロー同士で競争があっても、評価されなくても、誤解されても、自分のやることをやる。

それは、現実ではなかなかできない。

誰かに認めてもらいたい。

結果を出したら褒めてもらいたい。

周りより上に行きたい。

そう思うのが普通だからこそ、サイタマの姿がかっこよく見える。


📖 『ワンパンマン』を読んでみて

最初は、

「めちゃくちゃ強い主人公が敵をワンパンで倒す漫画」

くらいに思っていた。

もちろん、それだけでも面白い。

でも読み進めていくと、ヒーローそれぞれの考え方や競争、強さの意味など、単純なバトル漫画では終わらない面白さがあることに気づいた。

そして何より、

普段はだらしないのに、肝心なところでは誰よりもヒーローらしいサイタマがかっこいい。

「強いとは何か」

「ヒーローとは何か」

そんなことを少し考えさせてくれる作品だった。

強さとは、誰かに勝つことだけじゃない。
自分の力を、何のために使うのか。

『ワンパンマン』は、そんなことを考えながら読むと、また違った面白さが見えてくる漫画だと思う。

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