「VIVANTを見始めたいけど、今からだと話についていけなさそう……」
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
『VIVANT』は登場人物が多く、別班・公安・テント・シンシーなど、さまざまな組織が登場します。
しかも、以前は味方だと思っていた人物が敵だったり、敵だと思っていた人物が実は味方だったりと、とにかく展開が複雑。
そこで今回は、第16話までに起きた出来事の中から、今後の物語を理解するために知っておきたい重要なエピソードだけをまとめます。
これさえ押さえておけば、途中から見始めても大丈夫です。
※この記事は第16話までの重大なネタバレを含みます。
シーズン1までの復習なら↓
まず知っておきたい3つの組織
『VIVANT』を理解するうえで、まず重要なのがこの3つ。
別班
自衛隊の非公認の諜報組織。
主人公・乃木憂助が所属しています。
日本を守るために海外で秘密裏に活動しており、乃木だけではなく複数の別班員が存在します。
公安
日本の警察組織。
野崎守が所属している組織です。
乃木とは立場が違いますが、物語の中で協力することになります。
テント
世界各地で活動する謎の組織。
第1シーズンでは乃木たちが追う最大の敵でした。
そして、そのリーダーであるノゴーン・ベキが、乃木の実の父親だったことが大きな衝撃となります。
シーズン1
すべては「1億ドルの誤送金」から始まった
物語の始まりは、乃木が勤める丸菱商事から130億円もの大金が誤送金されたこと。
乃木はその金を取り戻すため、バルカ共和国へ向かいます。
しかし、現地で爆発事件に巻き込まれ、誤送金事件は単なる会社のミスではないことが分かっていきます。
ここで出会うのが、公安の野崎と医師の薫。
この3人を中心に物語が動き始めます。
実は乃木には、丸菱商事社員という顔とは別に、別班の諜報員というもう一つの顔がありました。
乃木のもう一つの人格「F」
乃木を理解するうえで重要なのが「F」。
乃木の中に存在する、もう一つの人格です。
普段の乃木とは違い、Fは大胆で強気。
危険な状況でも乃木を支える存在として登場します。
そして物語が進むにつれて、乃木自身の過去や家族にも大きな秘密があることが分かってきます。
乃木は「別班」の一員だった
物語が進むにつれて、乃木がただの商社マンではないことが判明。
乃木は自衛隊の非公認組織「別班」の一員でした。
別班は、日本のために秘密裏に活動する諜報組織。
乃木は別班の仲間たちとともに、国際テロ組織「テント」を追っていました。
ここから『VIVANT』は、単なる誤送金事件から、国家レベルの諜報戦へと変わっていきます。
最大の敵「テント」の正体
乃木たちが追っていたテント。
そのリーダーがノゴーン・ベキ。
そして衝撃的な事実が判明します。
ベキは乃木の実の父親だった。
乃木にとって、自分が追っていた最大の敵が実の父親だったわけです。
ここから物語は「敵を倒す」という単純な話ではなくなります。
乃木は父親の過去を知り、テントが単純な悪の組織ではないことにも気づいていきます。
最終的に乃木は、父・ベキを自ら撃つことになります。
しかし、その後も物語は終わりません。
むしろここから第2シーズンにつながる新たな謎が始まります。
第2シーズン
別班員5が捕まる
第2シーズンで大きく状況が変わります。
乃木たち別班が追っていた事件の中で、5人の別班員が捕らえられてしまいます。
乃木は仲間を救うために動き始めます。
ここで重要なのが新庄。
当初、乃木は新庄が別班員拉致事件に関わっていると考えます。
しかし、調べていくうちに新庄は事件に関与していないことが判明。
では、一体誰が別班員を捕らえたのか。
その答えが、物語を大きく動かします。
「野崎が裏切った」という衝撃
なんと、別班員5人を捕らえた犯人として浮上したのが、
公安の野崎。
野崎といえば、第1シーズンから乃木と行動を共にし、何度も乃木を助けてきた人物です。
バルカで乃木と薫を助けた野崎を、視聴者は「味方」と認識していました。
その野崎が別班を裏切った。
これはかなり衝撃的な展開でした。
乃木自身も野崎の行方を追い始めます。
第14話では、野崎が別班員を捕らえた真犯人として描かれ、その暗躍の全貌が大きな謎になりました。
乃木は野崎を追う
第15話では、乃木が野崎の行方を追います。
乃木が目をつけたのは、
- 東条
- 佐野公安部長
- チンギス
の3人。
いずれも野崎と深い関係を持つ人物です。
ここで重要なのが、
「本当に野崎は裏切ったのか?」
という疑問。
乃木自身も野崎のことを知っているからこそ、簡単には信じられません。
そして第16話で、ついにその答えが明らかになります。
野崎は本当に裏切っていたのか?
結論から言うと、
野崎は本当に日本を裏切っていたわけではありませんでした。
野崎には別の目的がありました。
それが、シンシーへの潜入捜査。
第16話では、5年前から続いていた野崎の潜入捜査の真実が明らかになります。
つまり、
「野崎が別班を裏切った」
と思っていたものが、実はさらに大きな作戦の一部だったということ。
「また裏切りか?」
と思わせておいて、実は違った。
これが『VIVANT』らしいところです。
ここで出てくる「リュウ・ミンシュエン」
そして第16話で、これまで名前だけが登場していた人物がついに姿を現します。
その人物が、
リュウ・ミンシュエン。
5年前、野崎が北京の日本大使館で諜報活動をしていたときのエージェントです。
リュウは野崎を慕っていました。
しかし、野崎に認められたいという気持ちが強くなり、危険な潜入捜査を行います。
そこでリュウは捕らえられ、人質になります。
野崎は救出しようとしますが、その途中でリュウが死亡したという報告を受けます。
野崎にとってリュウは、自分が救えなかった大切な部下でした。
実は第1シーズンでも野崎は、乃木を見てリュウを思い出していると語っていました。
当時は「すでに亡くなった人物」として語られていたリュウが、ここで物語の中心に戻ってきます。
そして「リュウ・ミンシュエン=堺雅人」
ここが第16話最大級の衝撃。
なんとリュウ・ミンシュエンを演じていたのは、
堺雅人。
つまり、
- 乃木憂助
- F
- リュウ・ミンシュエン
をすべて堺雅人さんが演じています。
まさかの一人三役。
しかもリュウは現在、野崎が潜入しているシンシー側の人間として登場します。
5年前に野崎を信頼していた人物が、現在は野崎の敵側にいる。
しかもリュウは野崎のことをよく知っている。
これは野崎にとってかなり厄介な存在です。
今の『VIVANT』は何が問題なのか?
ここまでを整理すると、現在の大きな問題は、
「捕らえられた別班員5人をどう救出するのか」
です。
そして、その前に立ちはだかるのがシンシー。
さらにシンシー側には、野崎をよく知るリュウがいる。
一方、野崎は日本の公安としてではなく、シンシーに潜入している立場。
乃木は別班員を救いたい。
それぞれが別の目的を持ちながら、同じ場所で動いている。
誰が味方で、誰が敵なのか。
そして、
「誰が誰を信じているのか」
ここが今の『VIVANT』を見るうえで一番重要なポイントです。
ここまで覚えておけば大丈夫!
最後に、最低限これだけ覚えておけば第16話以降もついていけます。
乃木憂助
主人公。
普段は丸菱商事の社員ですが、実は別班の諜報員。
父親はテントのリーダーだったベキ。
野崎守
公安。
第1シーズンから乃木と行動してきた重要人物。
一度は「別班を裏切った」と思われたが、実際はシンシーへの潜入捜査を行っていた。
別班
乃木が所属する非公認の諜報組織。
現在、5人の別班員が捕らえられている。
テント
第1シーズンの敵組織。
リーダーは乃木の父親・ベキ。
シンシー
第2シーズンで野崎が潜入している組織。
現在の大きな敵。
リュウ・ミンシュエン
5年前に野崎が担当していたエージェント。
死亡したと思われていたが、現在はシンシー側にいる。
そして演じているのは堺雅人。
『VIVANT』は「誰が味方なのか」を考えながら見ると面白い
ここまでの『VIVANT』を一言でまとめるなら、
「味方だと思っていた人が敵になり、敵だと思っていた人が味方だった」
この繰り返し。
特に第2シーズンは、野崎の裏切りが大きな衝撃だった。
でも、それすらも本当の裏切りではなかった。
そして今度は、死んだと思っていたリュウ・ミンシュエンが敵として現れた。
ここから先、誰を信じればいいのか。
乃木は別班員を救えるのか。
野崎はリュウとどう向き合うのか。
そして、リュウはなぜシンシー側にいるのか。
第16話まで来て、むしろ謎が増えている。
だからこそ、ここからの『VIVANT』が楽しみです。







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