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今回紹介するのは、『神さまのバレー』。
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バレー漫画といえば、まず『ハイキュー!!』を思い浮かべる人が多いと思う。
自分もバレー漫画と聞いて最初に思い浮かぶのはやっぱり『ハイキュー!!』。
そんな中で、少し変わったバレー漫画として出会ったのが『神さまのバレー』だった。
この漫画の面白いところは、なんといっても選手ではなく監督側が主人公ということ。
主役は、コートの外にいる

主人公の阿月は、実業団チームのアナリスト。
そんな彼が、とある事情から中学生の弱小バレー部の監督をすることになる。
ただ、この監督が普通ではない。
自分自身がコートに立って活躍するわけではない。
選手を鍛えて、圧倒的な身体能力で勝つわけでもない。
どうすれば相手に勝てるのかを、とことん考える。
相手の特徴を分析し、心理を読み、相手が嫌がることを考える。
そして、それを選手たちに実行させる。
この「頭脳でバレーをする」というところが、他のスポーツ漫画とは少し違っていて面白い。
「どうやって勝つか」が面白い
普通のスポーツ漫画では、
「もっと練習して強くなる」
「新しい技を身につける」
という展開が多い。
もちろん『神さまのバレー』にもそういう部分はある。
でも、それ以上に、
「今の自分たちで、どうやって勝つのか」
という部分が重要になる。
相手の弱点を探す。
相手が嫌がる戦術を考える。
あえて相手に得点させる。
一見すると「そんなことするの?」と思うような作戦も出てくる。
でも、その狙いを知ると、
「なるほど、そういうことか。」
となる。
スポーツ漫画なのに、まるで頭脳戦を読んでいるような感覚になる。
ラグビーをやってきた自分にも刺さる
自分はラグビーをずっとやってきたので、こういう「戦術を考える」タイプのスポーツ漫画はかなり好き。
スポーツは、単純に身体能力が高い人が勝つわけではない。
相手より少しだけ先を読む。
相手が嫌がることをする。
味方の長所をどう生かすかを考える。
そして、それをチーム全員で実行する。
こういう部分はラグビーにも通じるところがある。
だから、読んでいて「スポーツって面白いな」と改めて感じる作品だった。
個性的なキャラクターも魅力
もちろん、戦術だけが面白いわけではない。
選手たちもそれぞれ個性的。
最初から完璧なチームではないからこそ、少しずつ成長していく姿にも引き込まれる。
そして何より、主人公の阿月がかなりクセの強い人物。
「本当にこの人、選手のことを考えているのか?」
と思ってしまうような場面もある。
でも、実はその裏にしっかりとした意図がある。
この「何を考えているのか分からない感じ」も、この漫画の面白さの一つだと思う。
バレーを知らなくても楽しめる

バレーのルールを詳しく知らなくても楽しめると思う。
もちろん、バレーを知っている方が戦術の細かい部分まで楽しめる。
でも、
「この状況からどうやって勝つんだ?」
という部分が中心なので、スポーツ漫画として読んでも十分面白い。
『ハイキュー!!』のような熱い青春スポーツ漫画とは、また違った方向からバレーの魅力を見せてくれる作品。
「選手ではなく、監督が主人公」
この設定だけでも、かなり面白そうだと思わないだろうか。
スポーツ漫画好きにおすすめしたい一冊
スポーツ漫画といえば、選手が努力して成長していく姿を思い浮かべる。
でも『神さまのバレー』は、少し違う。
どうすれば勝てるのか。
その答えを、頭を使って探していく。
身体能力だけではなく、知恵や心理戦、戦術で相手を上回る。
そんなスポーツ漫画が好きなら、かなりおすすめ。
『ハイキュー!!』とはまた違ったバレーの面白さを知ることができる作品です。



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