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コーヒーって苦くない?
これは、昔の僕がコーヒーに対してずっと思っていたことです。
子どもの頃、親が飲んでいたコーヒーを少しもらって飲んだことがありました。でも、そのときの感想は「苦い」。
それ以来、コーヒーはなんとなく苦手な飲み物になっていました。
大人になってからも、コーヒーを飲む機会はありましたが、正直に言えば、今でも「苦いコーヒーが大好き」というわけではありません。
それでも最近は、以前なら「苦くて無理」と思っていたコーヒーも飲めるようになってきました。
そして、いろいろな豆を試したり、ハンドドリップで淹れ方を変えたりしているうちに、
「コーヒーは豆や淹れ方によって、こんなに味が変わるのか」
と感じるようになりました。
今回は、そんな僕が実際に試してきた中から、コーヒーの苦味が苦手な人におすすめしたい方法を
5選
紹介します。
「コーヒーは苦いから苦手」と思っている人にこそ、一度試してほしい方法です。
まずは「苦いコーヒー」を選ばない

苦いコーヒーが苦手なら、最初から苦いコーヒーを選ばない。
当たり前のようですが、これが一番大事だと思います。
コーヒーにはさまざまな種類があり、焙煎度によっても味わいが大きく変わります。
一般的には、深煎りになるほど苦味やコクが強くなり、浅煎りになるほど酸味や果実のような香りが感じられやすくなります。
僕がおすすめしたいのは、まず浅煎りのコーヒーを試してみること。
僕自身、最初に「コーヒーって面白い」と思ってハマったのが、いわゆるスペシャルティコーヒーの浅煎りでした。
それまでの僕の中で、コーヒーといえば「黒くて苦い飲み物」というイメージ。
ところが浅煎りのコーヒーを飲んでみると、
「これ、本当にコーヒー?」
と思うくらい、今まで飲んできたコーヒーとは違いました。
すっきりとしていて、フルーティーな香りや酸味を感じる。
もちろん浅煎りだから必ず苦くないというわけではありませんが、「苦いコーヒーが苦手」という人が最初に試してみる選択肢として、浅煎りはかなりおすすめです。
<浅煎りじゃないけど個人的に安くて飲みやすい豆>
お湯の温度を変えてみる

次に試してほしいのが、お湯の温度です。
ハンドドリップでは、お湯の温度によっても味わいが変わります。
一般的に、お湯の温度が高いほどコーヒーの成分が抽出されやすくなり、しっかりとした味わいになります。
ただ、ここは少し難しいところ。
浅煎りのコーヒーは、豆本来の香りや味をしっかり引き出すために、比較的高めの温度で淹れることがすすめられる場合があります。
一方で、僕は苦味があまり得意ではないので、90℃以下くらいのお湯で淹れることが多いです。
温度を少し下げてみるだけでも、味の印象が変わります。
「いつも同じ豆なのに苦い」
という人は、温度を少し変えてみるのも面白いと思います。
ただし、温度を下げれば必ず美味しくなるわけではありません。
豆によって適した温度は違うので、80℃台後半〜90℃前後など、少しずつ試して自分の好みを探すのがおすすめです。
しかし温度調節機能付きのケトルって高いですよね。
そんな方は沸騰してから注ぐまでの時間で調節してみてください。
<僕が実際に使っている温度計とケトル>
この二つを合体させ

こんな感じで使用しています。
小さいケトルですが300mlそそげるので2人分までは問題なく作れます。
コーヒー豆の「粒度」も重要
意外と見落としがちなのが、豆をどれくらい細かく挽くかということ。
コーヒー豆は、細かく挽くほど表面積が増え、お湯に触れる面積が大きくなります。
そのため、一般的には細かく挽くほど成分が抽出されやすく、濃厚な味わいになりやすいです。
逆に、粗めに挽くと比較的すっきりした味わいになります。
そのため、
「コーヒーが濃くて苦い」
と感じる人は、いつもより少し粗めに挽いてみるのも一つの方法です。
ただし、これも粗くすればするほど良いわけではありません。
粗すぎると今度は味が薄く感じたり、酸味ばかりが目立ったりすることがあります。
「ちょっと苦いな」と思ったら、粒度を少しだけ粗くしてみる。
これくらいの感覚で試してみると分かりやすいと思います。
お湯の注ぎ方でも味は変わる
ハンドドリップの面白いところが、お湯の注ぎ方でも味が変わることです。
僕は以前、コーヒーを淹れるときに「お湯を入れればいい」とくらいに思っていました。
でも実際にいろいろ試してみると、注ぎ方によって味がかなり変わります。
特に、勢いよくドバドバと注ぐよりも、できるだけ優しく、コーヒー粉の状態を見ながら注ぐことを意識しています。
僕はよく、同じくらいのお湯の量を5回程度に分けて注いでいました。
ただ、よりすっきりとした味わいにしたいときは、少し違った注ぎ方をしています。
最初の一投目を多めに入れて、次の二投目で全体を調整する方法です。
この方法は、バリスタの粕谷哲さんが紹介していた方法を実際に試してみたもの。
正直、最初は
「お湯の入れ方を少し変えただけで、そんなに変わるの?」
と思っていました。
ところが実際に試してみると、「こんなに変わるのか」と思うくらい味の印象が変わりました。
ハンドドリップをしている人なら、ぜひ一度試してみてほしい方法です。
ハンドドリップ以外の方法
ここまでハンドドリップについて紹介してきましたが、
「そんなに細かいことを考えながらコーヒーを淹れたくない」
という人もいると思います。
僕自身も、毎回細かく温度を測って、粒度を調整して……というほどこだわっているわけではありません。
そんな人におすすめしたいのが、水出しコーヒーや氷出しコーヒーです。
水出しコーヒーは、お湯ではなく水を使って時間をかけてコーヒーを抽出します。
一般的なホットコーヒーとは違った、まろやかですっきりとした味わいを楽しみやすい方法です。
氷出しコーヒーも、時間はかかりますが、かなりすっきりとした味わいになります。
手間がかかるというデメリットはありますが、
「コーヒーの苦味がどうしても苦手」
という人は、一度試してみる価値があると思います。
苦いコーヒーが苦手なら、無理に好きになる必要はない
ここまでいろいろ紹介してきましたが、最後に一番伝えたいことがあります。
それは、
「コーヒーが苦手なら、無理にブラックコーヒーを好きになる必要はない」
ということです。
僕自身、今でも苦いコーヒーが特別好きなわけではありません。
ただ、浅煎りのコーヒーを知って、豆を選んで、淹れ方を変えてみることで、
「コーヒー=苦い飲み物」
というイメージが少しずつ変わっていきました。
コーヒーには、苦味だけではなく、酸味、甘さ、香り、果物のような風味など、さまざまな味があります。
だからこそ、苦いコーヒーを飲んで「自分には合わない」と思った人にも、別のコーヒーを一度試してみてほしい。
僕が初めて浅煎りのスペシャルティコーヒーを飲んだときが、まさにそうでした。
まとめ|苦いコーヒーが苦手な人に試してほしいこと
最後に、今回紹介した方法をまとめます。
① 豆は浅煎りを選ぶ
深煎りよりも、浅煎りの方が酸味やフルーティーな香りを楽しみやすい。
② お湯の温度を変える
僕は90℃以下くらいで淹れることが多いです。
ただし、浅煎りは高めの温度が向いている場合もあるので、自分の好みを探してみる。
③ 粒度を少し粗くしてみる
細かく挽くほど抽出されやすく、濃厚になりやすい。
苦味や濃さが気になるなら、少し粗めを試してみる。
④ お湯は優しく注ぐ
勢いよく注ぐのではなく、ゆっくりと優しく。
注ぎ方を変えるだけでも、味の印象は変わります。
⑤ 水出し・氷出しを試してみる
ハンドドリップにこだわらないなら、すっきりとした味わいを楽しみやすい水出しや氷出しもおすすめ。
コーヒーが苦手だった僕が、今でも「苦いのはちょっと苦手だな」と思いながら、それでもコーヒーを飲むようになったのは、苦いコーヒー以外の存在を知ったからです。
「コーヒーは苦いから嫌い」
そう思っている人がいたら、もしかすると嫌いなのは「コーヒー」ではなく、今まで飲んできたコーヒーの味なのかもしれません。
ぜひ一度、いつもとは違う豆や淹れ方でコーヒーを試してみてください。



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