今週から新たな取り組みとして毎日映画鑑賞をすることにしました。
個人的には、ドラマみたいな長いものは苦手なのですが、
小さな頃から「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」「ワンピース」「コナン」などの劇場版を毎年欠かさずに見ていました。
大学4年生という時間がある状況を利用して、映画をたくさん見て、たくさん笑って、たくさん泣く日々を送れたらと考え始めました。
どうにか3日坊主にならず、無事に一週間継続できたので、今週見た映画のあらすじと、ネタバレをできるだけ減らして自分の感想を書いていきます。
少しでも参考になればと思います。
ラストマイル

個人的評価
⭐️4.6/5.0
あらすじ
流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。(https://eiga.com/movie/100881/)
見どころ
ただのサスペンスじゃない!
「ラストマイル」の最大の魅力は単なる爆破事件や犯人探しの映画ではなく、「利益を追い求める企業の仕組み」と、その中で働く人たちの姿まで描いているところだと思う。
もちろん物語の中心には、爆弾を仕掛けた犯人を探すというサスペンス要素がある。
しかし、物語が進むにつれて見えてくるのは、会社にとって利益を生み出すためには、ブラックフライデーという大きな商機を逃すわけにはいかないという現実。
人の命と会社の利益。その間で判断を迫られる人たちや、親会社から無理難題を押し付けられる下請け企業など、さまざまな立場の人間が描かれている。
普段、私たちが当たり前のように利用している「翌日に荷物が届く」という便利な生活も、決して当たり前ではない。
その裏側で、多くの人が自分の役割を背負い、時には無理をしながら社会を支えている。
爆破事件をきっかけに、そんな「日常の当たり前を支える人々の格闘」まで描いているところが、この作品の大きな見どころだと感じた。
感想
毎日映画鑑賞一作品目にしてまさかの個人的にかなり刺さった作品。
これからの映画鑑賞が捗りそうです(笑)
正直、最初はそこまで面白いとは感じなかった。
爆破事件が起き、犯人を探していくという展開も、最初はよくあるサスペンス映画のように思えた。(少し前に『爆弾』を見たこともあるが)
しかし、物語が進むにつれて、事件の裏側にある企業同士の関係や、それぞれの立場が見えてくると、一気に面白くなっていった。
特に印象に残ったのは、「利益を出す」という企業にとって当たり前のことが、別の誰かにとっては大きな負担になっているという部分だ。
親会社の利益のために無理な要求をされる下請け企業。
その要求に応えようとする現場。
さらに、その先には私たち消費者の「早く、安く、便利に届けてほしい」という当たり前の期待がある。
映画を観ていると、誰か一人が悪いという単純な話ではないように感じた。
それぞれが自分の立場や利益、責任の中で動いた結果、少しずつ歪みが生まれていく。
普段何気なく利用しているネット通販も、注文すれば当たり前のように荷物が届く。
その当たり前の裏側には、多くの人の仕事や努力、そして時には無理がある。
爆破事件を描いたサスペンスでありながら、「便利な生活は誰によって支えられているのか」「利益を追求することに限界はないのか」まで考えさせられた。
最初はあまりハマらなかったが、最後まで観たことで、単なる犯人探しでは終わらない作品だったと感じた。
ストロベリームーン

個人的評価
⭐️3.8/5.0
あらすじ
余命半年と宣告された15歳の桜井萌は、初めて恋をして、高校に通うことを決意。入学式の日、同級生・佐藤日向に突然告白し、人生初の「お付き合い」をスタートさせる。大切な人と「ストロベリームーン」を見る夢を叶えるが、その日を境に萌は姿を消してしまう。13年後、日向のもとに届く真実とは――。
見どころ
こんな青春をしたかった…
『ストロベリームーン』を観て、まず思ったのが「こんな青春をしたかった……」ということ。
親友と恋人、それぞれとの関係性が描かれていて、悔しいほど「こんな青春があったら」と思わされる作品だった。
そして、この作品の大きな魅力は、登場人物たちがみんな「自分のため」だけではなく「誰かのため」に行動しているところだと思う。
余命半年と分かったのであれば、自分勝手に生きたとしても誰も文句は言えないはず。
それでも、自分のことより周りの人のことを考え、誰かのために行動しようとする。
恋人も、親友も、それぞれが大切な人を想って行動するからこそ、観ているこちらまで心がきれいになるような感覚があった。
ただ切ないだけの恋愛映画ではなく、「大切な人のために何ができるのか」を考えさせてくれる。
青春のまぶしさと、人を想うことの美しさ。その両方が詰まった作品だと感じた。
感想
この作品を観て一番感じたのは、自分の本当の気持ちを言えないことの苦しさだった。
自分がどうしたいのか、誰を大切に思っているのか。
本当は伝えたい気持ちがあるのに、相手のことを思うからこそ言えない。
そんな苦しさは、本人だけではなく、親や友達にとっても同じだったのではないかと思う。
人より短い人生だと分かっているからこそ、周りの人を悲しませたくない、苦しませたくないという気持ちが生まれる。
でも、その優しさが時には自分自身や周りの人を縛り続けることにもなる。
では、短い人生の中で人を縛り続けることは、本当にその人のためなのだろうか。
僕は、そうは思わない。
もちろん、大切な人を思って悩むことも、相手のために何かをすることも大切だと思う。
でも、だからこそ自分の本当の気持ちを伝えることも大切なのではないかと感じた。
僕は125歳まで長生きするつもりだけど、それでもいつ人生が終わるかは誰にも分からない。
だからこそ、いつ死んでも「やり切った」と思えるように、後悔をできるだけ残さないように生きたい。
自分が幸せになることだけではなく、周りにいる大切な人たちも幸せにできるように、自分にできることには全力で向き合っていきたいと思った。
『ストロベリームーン』は、恋愛や青春の切なさだけではなく、限られた時間を誰と、どのように生きるのかを考えさせてくれる作品だった。
教皇選挙

個人的評価
⭐️4.0/5.0
あらすじ
全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。(https://eiga.com/movie/101546/)
見どころ
完璧な人間なんていない
『教皇選挙』の最大の見どころは、教皇という「完璧な人間を選ぶ」ために行われるコンクラーベを通して、むしろ人間の欲望や過ちが次々と浮かび上がってくるところだと思う。
教皇といえば、誰よりも信仰心が強く、正しく、清廉潔白な人間をイメージする。
しかし、候補者たちを知っていくにつれて、権力への欲望や自分を守ろうとする感情など、それぞれが抱える人間らしい一面が見えてくる。
「理想を体現する完璧な人間」を選ぼうとしているのに、そこにいるのは結局、悩み、迷い、欲望を持った生身の人間。
作中で語られる、
「我々は生身の人間で理想に仕える身、理想そのものではない」
という言葉が、この作品をまさに表していると思う。
人は神にはなれない。
どれだけ立派な立場にいる人でも、過ちを犯すこともあれば、迷うこともある。
それでも、自分の理想に向かって仕え続ける。
完璧ではない人間だからこそ、理想を追い求める。
そんな人間の弱さと美しさを、教皇を選ぶという極限の状況を通して描いているところが、この作品の大きな見どころだと感じた。
感想
僕は今までキリスト教などの宗教にあまり興味を持ったことがなく、作中でも「これはどういうことなんだろう?」と思うような宗教的な表現が多くあった。
それでも、最後まで飽きることなく楽しむことができた。
特に面白かったのは、ただ教皇を決めるために投票しているだけなのに、ここまで見応えのある作品になっていること。
一回、また一回と投票が行われるたびに、候補者たちの考えや過去、人間関係が少しずつ明らかになっていく。
そのたびに「この人が教皇になるのか?」と考えさせられ、単純な選挙では終わらない面白さがあった。
そして、宗教について知らなかったからこそ、この映画をきっかけにキリスト教や教皇について知ることができたのも大きかった。
ただ知識を得られただけではなく、「理想に生きるとはどういうことなのか」についても考えさせられた。
最後の終わり方までを含めて大変満足。
この作品を観て、宗教に詳しくなかった僕でも、人が何を信じ、何を目指して生きるのかについて考えるきっかけをもらえた。
スパイダーマン

個人的評価
⭐️4.0/5.0
あらすじ
スパイダーマンシリーズの第一作目。 幼い頃に両親を亡くし、ニューヨーク郊外の伯父夫妻の元で育てられた青年ピーター・パーカー。幼なじみの同級生メリー・ジェーンに秘かな恋心を抱きつつ、冴えない高校生活を送っていた。そんなある日、遺伝子を組み替えたスーパースパイダーに刺されたピーターは、強靭な肉体とクモのような特殊能力を手に入れる。一方、ピーターの親友ハリーの父親で天才科学者のノーマンは、軍事目的で開発した新薬を自ら実験台となり服用するが……。
見どころ
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
『スパイダーマン』の最大の見どころは、特別な力を手に入れたからといって、主人公が完璧なヒーローになるわけではないところだと思う。
ピーターは最初から正義感にあふれた人間ではなく、自分の力を自分のために使うこともある。
力を持ったことで、調子に乗ったり、間違った選択をしたりもする。
だからこそ、祖父の言葉である「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉が響く。
そして面白いのが、大切なものを守るために、自分を犠牲にするのか、それとも誰かを犠牲にしてしまうのかという選択が描かれているところ。
ヒーローだからといって、すべてを救えるわけではない。
大切なものを守りたいという気持ちは、ピーターだけでなく敵であるグリーン・ゴブリンにも存在する。
しかし、そのために自分を犠牲にするのか、他人を犠牲にするのかで、二人の道は大きく分かれていく。
完璧ではないからこそ、悩み、間違え、それでも正しい選択をしようとする。
そんな人間らしさがあるからこそ、『スパイダーマン』は単なるヒーロー映画ではなく、今でも面白い作品だと感じる。
感想
最近は、主人公が圧倒的な力で敵を倒していく「無双系」の作品も多い。
しかし、『スパイダーマン』はそれとは全く違う。
むしろ、見ていて「なんでそうなるんだよ!」と思ってしまうくらい、うまくいかないことの方が多い。
大切な人を守ろうとしても傷つけてしまったり、自分の気持ちを素直に伝えられなかったり、何が正解なのか分からず悩み続ける。
正直、見ていてムズムズする場面も多かった。
でも、だからこそこの作品は面白いのだと思う。
ピーターは特別な力を持っているけれど、考え方まで完璧な人間になったわけではない。恋愛に悩み、友人との関係に悩み、自分の力をどう使うべきなのかにも悩む。
その姿は、ヒーローというより、僕たちと変わらない未熟な一人の人間に見える。
そんなピーターが、失敗しながらも自分なりに答えを探し、悩みながら戦っていく。
最初から完璧なヒーローだからかっこいいのではなく、未熟な人間が悩み、苦しみながらヒーローになっていく。
そこに『スパイダーマン』の面白さがあると感じた。
スパイダーマン2

個人的評価
⭐️4.5/5.0
あらすじ
「スパイダーマン」の続編。スパイダーマンとグリーン・ゴブリンの死闘から2年。大学生になったピーターは、スパイダーマンとして日夜ニューヨークの街を守りながら、学業とアルバイトを両立させるべく悪戦苦闘していた。忙しさのあまり、舞台女優として活躍する憧れの女性メリー・ジェーンとの心の距離は広がるばかり。親友のハリーは自分の父を殺したのはスパイダーマンだと思い込み、復讐心を燃やす。そんな中、優秀な科学者ドクター・オクタビウスが実験中の事故により、伸縮自在の金属製アームを操る怪人“ドック・オク”に変身してしまう。(https://eiga.com/movie/1179/)
見どころ
理想と全然違うヒーロー像
『スパイダーマン2』の面白さは、ヒーローとして誰かを助けている一方で、自分の人生は何もうまくいかないところだと思う。
学業も、恋愛も、バイトも思い通りにならない。
大切な人との関係もうまくいかず、自分自身の生活はどんどん苦しくなっていく。
それでも、スパイダーマンとして誰かを助けることはやめられない。
普通なら「まずは自分の生活をどうにかしろ」と言いたくなるような状況なのに、目の前で困っている人がいれば助けに行ってしまう。
ヒーローといえば、強くて、何でもできて、周りからも認められている存在を想像する。
しかし、ピーターはその理想とは全く違う。
人を助ければ助けるほど、自分の人生がうまくいかなくなっていく。
それでも「誰かを助ける」という責任から逃げることができない。
ヒーローとしては誰かを救えていても、一人の人間としては何もかも失いかけている。
そんな「理想のヒーロー」とはかけ離れた、あまりにも人間らしいヒーローが描かれているところが、『スパイダーマン2』の大きな見どころだと感じた。
感想
『スパイダーマン2』を観ていて、ColdplayとThe Chainsmokersの「Something Just Like This」が頭をよぎった。
特別な存在にならなくてもいい。ただ、大切な人の隣にいられたらいい。
ピーターも、本当はそんな普通の人生を望んでいたのではないかと思う。
学業を頑張り、仕事をして、好きな人と一緒にいる。
そんな当たり前の日常を送りたかったはずだ。
しかし、スパイダーマンになったことで、その普通の生活は少しずつ壊れていく。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」。
この言葉の通り、力を手に入れた以上、ピーターは何も知らないふりをして普通に生きていくことができない。
誰かが困っていれば助けなければならないし、そのために自分の大切なものを失うこともある。
それでもピーターは、大切な人たちを守ろうとする。
スパイダーマンとして強く戦う姿ももちろんかっこいい。
でも僕が一番かっこいいと思ったのは、ヒーローとしてではなく、一人の人間として苦しみながら、それでも誰かを守ろうとするピーターの姿だった。
特別な力を持っていても、普通の幸せを望む気持ちは変わらない。
その矛盾を抱えながら生きているからこそ、ピーターという人物により惹かれた。
スパイダーマン3

個人的評価
⭐️4.6/5.0
あらすじ
順風満帆な生活を送っていたピーターは、スパイダーマンとして再び恐るべき悪に立ち向かうことに。新たな脅威ヴェノムがスパイダーマンに襲いかかり、戦いはニュー・ゴブリン、サンドマンを巻き込み、熾烈さを増していくが、スパイダーマンは自分自身の中に潜む悪、ブラック・スパイダーマンにも向き合わなければならず・・。
見どころ
ヒーローなのに、まるでヒール
『スパイダーマン3』の最大の見どころは、ピーターが自分自身の中にある「闇」と戦うところだと思う。
これまでのピーターは、悩みながらも「誰かを助ける」という責任を背負ってきた。
しかし、黒いスーツを身につけたことで、少しずつその姿が変わっていく。
普段なら我慢することも、相手を傷つけることも、自分の欲望のままに行動する。
ヒーローであるはずなのに、まるでヒールのようになっていく。
しかし、そんなピーターが意外にも楽しそうに、自分のやりたいことを迷いなくやっているのも面白い。
これまで責任や葛藤に苦しんできたピーターにとって、何も考えず欲望のままに生きることは、ある意味で幸せだったのかもしれない。
だからこそ怖い。
自分らしく生きることと、自分の欲望のままに生きることは同じではない。
そして、これまでの作品にも通じる「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というテーマから考えると、黒いスーツを着たピーターは、その責任を果たせていない。
強くなったのではなく、力に自分が飲み込まれてしまった。
そんな「ヒーローでありながら、自分自身が悪に近づいていく」という葛藤が、この作品の大きな見どころだと感じた。
感想
『スパイダーマン3』を観て感じたのは、「悪とは、本当に悪なのだろうか」ということだった。
1作目から続いているピーターと敵たちの関係を見ていると、ピーターも敵も、まるで「自分にはこの道しかない」と思い込んでいるように感じる。
でも、本当にそうだったのだろうか。
それぞれが自分の立場から見えるものだけを信じているからこそ、相手の気持ちや事情が見えなくなり、少しずつすれ違っていく。
一方向からしか物事を見ていないだけで、人はここまで簡単にすれ違ってしまうのか。
そう考えると、善と悪は単純に分けられるものではないのかもしれない。
そして、ピーターが黒いスーツに飲み込まれていく姿は、まるで薬物のようにも感じた。
目の前にある現実から逃げたい。
怒りや苦しみを忘れたい。
そんな気持ちから一度その力に頼ってしまうと、最初は楽になれたとしても、少しずつ自分自身を失っていく。
何より怖いのは、黒いスーツを着たピーターが、苦しんでいるようには見えないことだ。
むしろ、自分の欲望のままに生きることで、楽しそうにさえ見える。
だからこそ、最後の「選ぶ道で自分が決まる。正しい道は必ず見つかる」という言葉が印象に残った。
自分がどんな人間になるのかは、生まれつき決まっているわけではない。
どんな力を持っているかでもなく、その力を使って、どの道を選ぶのかで決まっていく。
『スパイダーマン3』は、ヒーローと悪役の戦いというより、自分の中にある弱さや怒りとどう向き合うのかを描いた作品だったのだと思う。
世界一キライなあなたに

個人的評価
⭐️4.7/5.0
あらすじ
イギリスの田舎町で暮らすルーは、生活のために車椅子生活を送る青年ウィルの介護をすることになる。自由を奪われたことから心を閉ざしていたウィルに反発されながらも、ルーは少しずつ距離を縮めていく。やがて二人は互いにかけがえのない存在となるが、ウィルにはある決意があった。
見どころ
「生きていく」とはどういうことなのか
『世界一キライなあなたに』の見どころは、普通の恋愛映画や、障害を負った人を励まして元気にしていく物語ではないところだと思う。
順風満帆だった人生から一転、大きく人生が変わってしまったウィル。
そして、自分のことよりも周りの人を優先し、誰かのために自分を犠牲にしてきたルー。
そんな二人の人生を見ていると、自然と「生きていくとはどういうことなのか」を考えさせられる。
ルーはウィルの人生を変えようとする。
しかし、人生をどう生きるのかを決めるのは、最終的には本人自身。
「生きることは素晴らしい」と簡単に答えを出せるような作品ではないからこそ、観る人によってさまざまなことを考えさせられる。
恋愛を描きながらも、その先にある「自分の人生をどう生きるのか」という問いを投げかけてくる作品だと感じた。
感想
かなり重い題材を扱っている作品だったが、観ていてずっと重苦しい空気が続くわけではなかった。
むしろ、ルーの明るさや二人のやり取りに笑える場面もあり、そんな中で突然、重い現実を突きつけられる。
だからこそ、観ている間ずっと「自分だったらどうするだろう」と考えさせられた。
特に印象に残ったのは、助けを求めない人を助けることの難しさだ。
どれだけ相手のことを思っていても、本人が助けを求めていなければ、自分の価値観だけで相手を変えることはできない。
そして、ルーの姿からは、自分のために生きることの大切さと、誰かを思いやることの大切さの両方を感じた。
どちらか一方が正しいのではなく、自分の人生を大切にしながら、それでも誰かのことを大切に思う。
その両方があっていいのだと思った。
この映画を観て、「誰かのために生きることは素晴らしい」と単純に思ったわけではない。
むしろ、自分の人生を自分のために生きることと、誰かを思いやることは、どちらも大切なのではないかと感じた。
重いテーマだからこそ、簡単な答えを出さずに、最後まで「生きるとは何なのか」を考えさせてくれる作品だった。




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