【今週観た映画】毎日映画鑑賞ブログ 10月11〜17日|ネタバレ極力無し

映画

今週も7作品を鑑賞した。

最近ミステリーにハマってきたかもしれない。

今回「ミステリと言う勿れ」「容疑者Xの献身」を見たがまさにドンピシャ!

特に「容疑者Xの献身」は今まで見た映画の中でもかなり好きな作品だった。

小説も読んでみようかなと思い始めた今日でした。

アイアンマン

個人的評価 ⭐️4.8/5.0

あらすじ

巨大軍需企業の社長で天才発明家のトニー・スタークは、兵器の実演視察中にテロ組織に捕らえられてしまう。自らの兵器が人々を苦しめている現実を目の当たりにしたトニーは、捕虜として作らされた小型動力源を利用してパワードスーツを開発し、脱出に成功する。帰国後、兵器製造の中止を宣言したトニーは、自ら開発したスーツを身にまとい、世界を守るヒーローへと変わっていく。

見どころ

超人的な力ではなく、科学の力で戦うヒーロー

『アイアンマン』の見どころは、特別な能力を持って生まれたわけではない(超天才だけど笑)トニー・スタークが、自らの頭脳と科学技術を使ってヒーローになっていくところ。

圧倒的な知性と財力を持つトニーは、自分でスーツを開発し、それを改良しながら戦っていく。

最初から完成されたヒーローではなく、失敗を繰り返しながら、自分の力をどう使うべきなのかを考えていく姿も魅力だ。

自分の技術が何を生み出し、社会にどのような影響を与えるのか。

科学の可能性と責任を描きながら、アイアンマン誕生の物語を楽しめる作品だと思う。

感想

科学の力や謎のパワーで覚醒するヒーローが多いなか、自らの技術力でスーツを作りヒーローになるというのが、まず面白かった。

スーパーパワーを持っているわけではなく、自分でスーツを作り、技術を改良して強くなっていく。

自分の頭脳と技術を武器に戦うところが、ほかのヒーローとは違っていて魅力的だった。

世界を救うために必要なのは己の頭脳と技術!

そして、トニー・スタークがとにかくかっこいい。

頭がよくて、自信があって、思ったことをはっきり言う。

少し傲慢なところもあるけれど、それも含めてキャラクターとして面白い。

ただ強いだけではなく、自分が作ってきたものと向き合い、少しずつ考え方を変えていくところも印象に残った。

科学の力で何でもできるように見えても、その力をどう使うかは人間次第。

そんなことも考えさせられる、マーベルの始まりにふさわしい作品だった。

アイアンマン2

個人的評価 ⭐️4.6/5.0

あらすじ

正体を公表し、アイアンマンとして世界の注目を集めるトニー・スターク。しかし、スーツの動力源であるアーク・リアクターが体を蝕み始め、命の危機に直面する。そんな中、スターク家への恨みを抱く科学者ウィップラッシュが現れ、トニーに復讐を仕掛ける。新たな敵やライバルが迫る中、トニーは自らの技術と向き合いながら、アイアンマンとしての責任を問われていく。

見どころ

大きな力を持つことの危うさ

『アイアンマン2』の見どころは、ヒーローとして活躍するトニーが、自分の技術や力がもたらす危険にも向き合っていくところ。

アイアンマンの存在が世間に知られ、トニーは注目を集める一方で、その技術を求める人々や、彼に敵意を抱く人物も現れる。

自分にしか作れない技術を守ること。

そして、その技術が悪用されたときの責任をどう考えるのか。

さらに、天才であるトニー自身も万能ではなく、自分の力に頼りすぎることで追い詰められていく。

強さを手に入れることだけでなく、その力を維持し、正しく使い続ける難しさが描かれている作品だと思う。

感想

前作に続いて、トニー・スタークの天才ぶりが面白かった。

自分で技術を生み出し、それを使って戦うという設定はやっぱり魅力的だし、アイアンマンのスーツが活躍するシーンもかっこいい。

ただ、今作では技術を持つことの危険性も強く感じた。

自分が作ったものが、必ずしも自分の思いどおりに使われるとは限らない。便利で強力な技術だからこそ、それを手にする人や使い方によって、大きな問題にもつながってしまう。

これは映画の中だけの話ではなく、現実の科学技術にも通じることだと思う。

技術が進歩すること自体は素晴らしい。

でも、それをどう使うかまで考えなければ、本当の意味で進歩したとは言えないのかもしれない。

アイアンマンのかっこよさを楽しみながら、力を持つことの責任についても考えさせられる作品だった。

脱走(韓国) 

個人的評価 ⭐️3.8/5.0

あらすじ

北朝鮮の軍事境界線付近で兵役を終えようとしていた軍曹ギュナムは、自由を求めて韓国への脱北を計画していた。しかし、部下のドンヒョクが先に脱走を試みたことで計画が狂い、幼なじみで保衛部少佐のヒョンサンに監視されることになる。わずか2日というタイムリミットの中、ギュナムは自分の人生を自分で選ぶため、追っ手を振り切り、命懸けの脱出に挑む。

見どころ

自分の人生を、自分で選ぶ

『脱走』の見どころは、自由を求めて北朝鮮からの脱走を試みる主人公と、それを追う人物との緊迫した駆け引きだ。

主人公ギュナムは、決められた環境の中で生き続けるのではなく、自分の未来を自分で選ぼうとする。

一方、彼を追うヒョンサンにも、彼なりの立場や考えがある。

ただ単純に逃げる側と追う側というだけではなく、それぞれが何を求め、何を守ろうとしているのかが物語の面白さにつながっている。

自由とは何なのか。

そして、自分の人生を自分で決めることには、どれほどの覚悟が必要なのか。

緊迫感のある逃走劇を通して、自分の意思で生きることの意味を考えさせられる作品だと思う。

感想

誇張した表現もあったと思うが、この作品を観て感じたのは、自分の人生を自分で選べることが、決して当たり前ではないということ。

日本に住む僕たちであっても、本当にやりたいことがあってもお金の問題や世間体、親の意向など色々なことによって選択肢を制限されているかもしれない。

だが選択肢はある。

しかし、この作品の人物は生まれながらに運命が決まっていて選択肢がほとんどない。

自分がどこで生き、何を目指し、どんな人生を歩むのか。

普段は当たり前のように考えていることも、それを自由に選べない環境にいる人にとっては、大きな願いなのかもしれない。

だからこそ、自分の未来を自分で決めようとするギュナムの姿が印象に残った。

もちろん、自由を求めることには危険もある。それでも、誰かに決められた人生を生きるのではなく、自分で選んだ道を進もうとする。

自由とは、ただ好きなことができるという意味ではなく、自分の人生に自分で責任を持つことでもあるのだと思う。

自分ならどんな選択をするだろうか。そんなことを考えさせられる作品だった。

あの花が咲く丘でまた君と出会えたら

個人的評価 ⭐️3.6/5.0

あらすじ

母親と喧嘩した中学生の百合は、家を飛び出して近くの防空壕で眠りにつく。目を覚ますと、そこは戦時中の日本だった。偶然出会った青年・彰に助けられ、彼が所属する部隊の人々と交流するうちに、百合は彰に惹かれていく。しかし、彰は特攻隊員として命を懸ける運命にあった。時代を超えた出会いを通して、戦争の悲しさと愛する人を想う気持ちを描く物語。

見どころ

当たり前の日常が、当たり前ではなかった時代

『あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。』の見どころは、現代を生きる少女が戦時中にタイムスリップすることで、当時の人々の価値観や生き方に触れていくところ。

現代では当たり前に感じられる自由や平和も、戦争の時代には決して当たり前ではなかった。

特攻隊員たちとの交流を通して、国や家族、大切な人への思いが描かれる。

そして、限られた時間の中で人を愛することや、生きることの意味が浮かび上がってくる。

戦争という大きな歴史の中に、一人ひとりの人生や感情があったことを感じられるのが、この作品の魅力だと思う。

感想

戦争を題材にした作品は、やっぱり心にくるものがある。

今の自分たちには想像しきれないような時代の中で、若い人たちがそれぞれの思いを抱えて生きていた。

大切な人と一緒にいたい、もっと生きたい。そんな気持ちがあっても、自由に未来を選べなかった人たちがいたのだと思うと、胸が苦しくなった。

特に印象に残ったのは、現代と戦時中の価値観の違い。

今では当たり前にできることが、当時はできなかった。

その違いを知ることで、平和な日常のありがたさを改めて感じた。

一方で、個人的にはタイムスリップという設定についてなぜ起こったのかなどわかると、もう少し物語に入り込めたらよかったとも感じた。

それでも、戦争によって失われた命や、そこにあった一人ひとりの思いについて考えさせられる作品だった。

ミステリと言う勿れ

個人的評価 ⭐️4.4/5.0

あらすじ

大学生の久能整は、広島を訪れた際に女子高生の狩集汐路と出会う。彼女から、亡くなった一族の遺産相続をめぐる奇妙な相談を受けた整は、相続候補者たちが参加する遺産相続争いに巻き込まれていく。複雑に絡み合う謎や一族に隠された秘密を、整ならではの視点と言葉で解き明かしていく中で、事件の裏にある悲しい真実が明らかになっていく。

見どころ

当たり前だと思っていることを、疑ってみる

『ミステリと言う勿れ』の見どころは、主人公・久能整が、独特の視点と言葉で事件や人間関係に隠された問題を解きほぐしていくところ。

正直個人的には、ミステリ要素よりもこういった要素が刺さった。

整は、周囲の人が当然だと思っていることにも疑問を投げかける。

事件の謎を解くだけでなく、社会の常識や人間の思い込みにまで目を向けていくのが特徴だ。

普段なら気にも留めない言葉や行動も、別の角度から見てみると違った意味が見えてくる。

誰かを一方的に悪者と決めつけたり、世間の常識をそのまま受け入れたりするのではなく、自分の頭で考えること。

ミステリーとしての謎解きと、人間や社会についての問いが組み合わさっているところが、この作品の魅力だと思う。

感想

この作品を観ていて面白いのは、整の言葉によって、自分が当たり前だと思っていたことが揺さぶられるところ。

世の中には「普通はこうするもの」「こう考えるべきだ」といった考え方がたくさんある。

でも、それは本当に正しいのだろうか。

自分が疑問を持たずに受け入れていたことも、別の視点から見ればおかしいのかもしれない。

人は自分の経験や価値観を基準にして物事を判断してしまう。

だからこそ、自分とは違う考え方に触れることには意味があるのだと思う。

ただ事件を解決するだけではなく、日常の中にある思い込みや、人間関係の難しさについても考えさせられる作品だった。

自分の考えが本当に正しいのか、一度立ち止まって考えてみることも大切なのかもしれない。

ミステリというタイトルから、謎解きの要素を期待すると、少し物足りなく感じる部分もあるかもしれない。

ただ、難しく考えすぎず、軽い気持ちで見られるのはよかった。

何より、整くんの独特な言葉や反応が面白く、思わず笑ってしまう場面もある。

ミステリだけでなく、人の価値観や生き方について気軽に考えられる作品だった。

容疑者Xの献身

個人的評価 ⭐️4.6/5.0

あらすじ

ある日、顔に殴られた跡のある男性の遺体が発見される。捜査を進める刑事・内海薫は、隣人の花岡靖子と娘に疑いの目を向ける。一方、靖子に思いを寄せる天才数学者・石神哲哉は、彼女たちを守るため、完璧なアリバイを用意する。事件の謎を追う物理学者・湯川学は、旧友である石神の関与に気づき、天才同士の頭脳戦が始まる。やがて明らかになる、事件に隠された驚くべき真実と石神の献身とは。

見どころ

愛する人のために、どこまでできるのか

『容疑者Xの献身』の見どころは、緻密な謎解きと、その裏側に隠された人間の感情が重なり合っているところ。

天才数学者・石神は、ある事件に関わった隣人を守るため、持てる知識を使って完全犯罪を計画する。

この完全犯罪というのが誰にとってのかも面白い。

事件の真相を追う湯川との頭脳戦はもちろん、物語が進むにつれて明らかになる石神の思いも大きな見どころだ。

誰かを守るために、自分の人生をどこまで犠牲にできるのか。

その行動は本当に相手のためなのか。それとも、自分自身のためでもあるのか。

謎解きの面白さだけでなく、愛情や献身のあり方について考えさせられる作品だと思う。

感想

まずは一言

傑作すぎる!

面白すぎて物語にのめり込むってこんな感じかってくらいのめり込んだ。

本当にネタバレなしで見てほしい作品。

見終わったあとに考えさせられたのは、正しい愛の形とは何なのかということだった。

自分が不幸になってでも相手の幸せを願う。

それは一見すると、究極の愛のようにも思える。

しかし、自分を犠牲にすることは、本当に相手にとっての幸せなのだろうか。

石上の行動には、途中で「そこまでする必要があるのか」と感じる部分もあった。

しかし、最後まで見ると、それまでの行動がすべてつながっていく。

バラバラに見えていたものが一つになる展開には驚かされた。

それでも、最後に一つだけ、石上は計算を間違えてしまったのかもしれない。

相手を思う気持ちが強ければ強いほど、自分の考えだけでは相手の幸せを決められない。

誰かのために行動することと、相手が本当に望んでいることは、必ずしも一致しないのだと思う。

愛する人のためにどこまでできるのか。

そして、その行動は本当に相手のためになっているのか。

見終わったあとも、簡単には答えが出ない問いが残る作品だった。

時をかける少女

個人的評価 ⭐️4.3/5.0

あらすじ

高校生の紺野真琴は、ある日、時間を自由に移動できる「タイムリープ」の能力を手に入れる。最初は遅刻をやり直したり、カラオケを楽しんだりと、自分のために能力を使っていた真琴。しかし、幼なじみの千昭や功介との関係に変化が生じ、タイムリープによって思いもよらない事態を招いてしまう。時間を戻せばすべてをやり直せるのか。大切な人との関係や未来と向き合いながら、真琴は自分にできることを考え始める。

見どころ

何度でもやり直せるなら、何を選ぶ?

『時をかける少女』の見どころは、タイムリープという不思議な力を手に入れた少女が、時間をやり直す中で、自分の選択と向き合っていくところ。

最初は、失敗をなかったことにしたり、嫌な出来事を避けたりするために時間を戻す真琴。

しかし、時間を自由にやり直せると思っていても、自分の選択が周囲の人々に影響を与えることまでは簡単に変えられない。

過去に戻れるからといって、すべてが思いどおりになるわけではない。

時間をやり直すことと、自分の人生をよりよく生きることは同じではないのだ。

青春の楽しさや友情、恋愛を描きながら、限られた時間をどう使い、どんな選択をするのかを考えさせられる作品だと思う。

感想

時間を戻せるという設定に加えて、使える回数に制限がある。

この二つがうまく組み合わさっているからこそ、物語に説得力が生まれている。

実写だったら少し引っかかりそうな展開も、アニメーションだからこそ、すんなりと受け入れられる部分がある。

改めて、アニメーションという表現の素晴らしさを感じた。

特に印象に残ったのは、時間を戻りやり直し続けた真琴が最後時間の流れに負けず、未来へと走っていくように感じられる描写だ。

時間の流れを超えて前へ進もうとする姿が、映像として美しく表現されていた。

今の作品と比べると、作画が圧倒的に優れているというわけではないかもしれない。

それでも、作品全体から伝わってくる青春の空気や、あの頃にしかない感情が魅力的だった。

過ぎ去った時間は戻せない。

だからこそ、今という時間をどう過ごすのか、未来に何を残すのかが大切になる。

青春の懐かしさとともに、そんなことを感じさせてくれる作品だった。

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